01/ 05生産管理
所要量計算と購買
必要な数から、あるものを引いて頼む
- 3つの入力計画・部品表・在庫から計算する
- 引き算と逆算引き算を重ね、最後に日数を逆算する
- 入力の精度どれかが狂うと答えも狂う
何をいくつ買えばよいか、どう決めるのか
献立を決めたら、レシピと冷蔵庫の中身を見てから買い物に行きます。工場も同じで、計画と部品表と在庫から「買い物リスト」を作る計算が所要量計算です。この記事では、その段取りを5つのステップで追いかけます。
各ステップをクリックすると、その内容の説明がここに表示されます。
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ステップ図「所要量計算の段取り」。5ステップ。 【手順】(順番に) 1. 計画を確認 — 何を・いつ・いくつ 2. 部品に展開 — 掛け算 3. 在庫を引く — 引き算 4. 単位に丸める — 切り上げ 5. 発注日を逆算 — 日数の逆算 【流れ】 - 計算の段取り: 計画を確認 → 部品に展開 → 在庫を引く → 単位に丸める → 発注日を逆算 - 入力をたどる: 計画を確認 → 部品に展開 → 在庫を引く
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比較表「ある部品の手配数が決まるまで」。2列 × 5行。 【列】 1. 数量 2. 数の出どころ 【比較】(観点ごとに) ■ 必要な数 - 数量: 100個 - 数の出どころ: 計画50個 × 1個に2個 ■ 在庫を引く - 数量: −30個 - 数の出どころ: 倉庫にある分を引き当てる ■ 注文残を引く - 数量: −20個 - 数の出どころ: 発注済みで、もうすぐ届く分 ■ 足りない分 - 数量: 50個 - 数の出どころ: 100 − 30 − 20 の引き算 ■ 手配する数 - 数量: 60個 - 数の出どころ: 20個入りの箱、3箱に切り上げ 【観点】 - 引き算をたどる: 数量
この計算とのつき合い方
- 1
人手には多すぎる計算
計算は単純でも、部品は何百種類もあり、計画は毎週変わります。この物量を毎回やり直せることが、システムの心臓部と呼ばれる理由です。
- 2
購買は答えを約束に変える
計算が出すのは手配の案までです。購買はそれを発注に変え、納期の返事を確かめ、遅れそうなら先に手を打ちます。
答えが変だと感じたら
手配の数が妙に多い・少ないときは、計算より先に入力を疑います。在庫は現物と合っているか、部品表は今の作り方と合っているか、計画の変更は反映されているか。たいていこの3つのどれかで説明が付きます。
押さえておきたい用語
- 所要量計算(MRP)
- 総所要量・正味所要量
- 引当
- 注文残(発注残)
- ロットまとめ
- 発注点方式