第1章 倉庫業務の全体像

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01/ 04倉庫管理

倉庫業務の全体像

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倉庫の1日は、届く・置く・保つ・集める・送る

どの工程も在庫の記録に触るため、漏れがズレになって現れます。

  1. 情報が先予定・指示が届き、モノがあとから動く
  2. モノと記録モノに触る工程は、必ず記録にも触る
  3. 記録漏れ在庫が合わない原因は、流れのどこかに

荷物は倉庫の中をどう通り抜けるのか

倉庫の中では、荷主から届く予定や指示が事務所で現場の段取りに変わり、そのあとをモノが追いかけて動きます。この記事では、入荷から出荷までの流れを、モノと情報の2本の線でたどれる地図として持ちます。

何が・いつ・いくつ今日届く分置き場と数を記録指示を待つどれを・いくつ一致した分だけ
入荷
保管
出荷
荷主預けて指示を出す
事務所予定を指示に変える
現場動かして記録する
入荷予定
予定登録
荷受け・検品
棚入れ
保管・在庫
出荷指示
ピッキング
出荷検品・梱包
出荷

各工程・分岐・レーンをクリックすると、その仕組みの説明がここに表示されます。

この図をテキストで読む

業務フロー図「入荷から出荷までの流れ」。レーン3本、工程9個。 【レーン(担当)】(上から下) - 荷主: 預けて指示を出す - 事務所: 予定を指示に変える - 現場: 動かして記録する 【工程】(左から右へ。担当 → 工程名) ── フェーズ: 入荷 ── 1. 荷主: 入荷予定〔開始・終了〕 2. 事務所: 予定登録 3. 現場: 荷受け・検品 4. 現場: 棚入れ ── フェーズ: 保管 ── 5. 事務所: 保管・在庫 ── フェーズ: 出荷 ── 6. 荷主: 出荷指示 7. 現場: ピッキング 8. 現場: 出荷検品・梱包 9. 現場: 出荷〔開始・終了〕 【補足の流れ】 - 入荷予定 → 予定登録(何が・いつ・いくつ) - 予定登録 → 荷受け・検品(今日届く分) - 棚入れ → 保管・在庫(置き場と数を記録) - 保管・在庫 → 出荷指示(指示を待つ) - 出荷指示 → ピッキング(どれを・いくつ) - 出荷検品・梱包 → 出荷(一致した分だけ)

モノと情報の地図 — 迷ったらここに戻る

倉庫ならではの事情

  1. 1

    在庫は預かりもの

    倉庫の品物は自社の商品ではなく、荷主からの預かりものです。数が合わない・違う物を送るというミスは、そのまま荷主との信頼問題になります。

  2. 2

    仕事量には波がある

    入荷と出荷の量は、曜日や季節で大きく変わります。流れそのものは毎日同じでも、量の波に人の配置をどう合わせるかが現場の腕の見せどころです。

在庫が合わないときは

数え直しの前に、流れをさかのぼるのが近道です。荷受け・棚入れ・ピッキング・出荷のどこで記録が漏れたのか。この地図を頭に置いておくと、疑う場所の見当が付けやすくなります。

押さえておきたい用語

入荷予定(ASN)
何が・いつ・いくつ届くかの事前連絡。英語では Advanced Shipping Notice(ASN)と呼ぶ。
出荷指示
どの品物を・どこへ・いくつ送るかの指示。荷主から届き、ピッキングと出荷検品のもとになる。
検品
届いた荷物や集めた品物を、予定や指示と突き合わせて確かめる作業。入荷と出荷の両方にある。
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棚入れ
検品を終えた荷物を保管場所へ運び、どこに置いたかを記録する作業。英語ではプットアウェイ。
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ピッキング
出荷指示に従って棚から品物を集める作業。倉庫の中で最も人手と時間がかかる工程。
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誤出荷
違う品物・違う数・違う宛先で送ってしまうミス。出荷検品は、これを外に出さない最後の確認。
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