01/ 06倉庫管理
保管とロケーション管理
保管の主語は「置く」ではなく「見つける」
- ロケーション倉庫の棚一つひとつに付けた住所
- 固定とフリー優劣ではなく、品目数と回転で選ぶ
- 番地と記録あれば人の記憶への依存が消える
なぜ棚に住所を付けるのか
保管というと、品物を置いておくだけの仕事に見えます。けれど何千もの品物を扱う倉庫でいちばん惜しいのは、探して歩く時間です。そこで倉庫では町の住所と同じ発想で、棚の一つひとつに番地を付けて管理します。
住所を品物に付けるか、場所に付けるか
各ブロックや矢印をクリックすると、その仕組みの説明がここに表示されます。
住所は品物に付く — 覚えやすいが、空いた棚も空けたまま
この図をテキストで読む
構成図。ブロック4個、つながり3本。 【ブロック】 - 出荷指示 - 記憶と貼り紙: 台帳は人の頭 - いつもの棚: 席は空けておく - 取り出し 【流れ】 - 記憶でたどり着く: 出荷指示 → 記憶と貼り紙 → いつもの棚 → 取り出し
倉庫の住所 — 番地の読み方
各ブロックや矢印をクリックすると、その仕組みの説明がここに表示されます。
一つ読み進むごとに場所が絞れる — 新人でも番地だけで棚に着ける
この図をテキストで読む
構成図「棚の住所 A-03-2-1 の読み方」。ブロック4個、つながり3本。 【ブロック】 - エリア: A - 通路: A-03 - 棚: A-03-2 - 段: A-03-2-1 【流れ】 - 住所を左から読む: エリア → 通路 → 棚 → 段
使い分けの定石
- 1
実務は二つの併用
毎日出る品は手前の固定の棚へ、それ以外は空きに合わせてフリーの棚へ。出る頻度で置き方を変えるのが定石です。
- 2
取る棚と蓄える棚を分ける
手前の取り出し用の棚が減ったら、奥の保管用の棚から移して埋めます。この移動が補充で、補充もまた記録する仕事の一つです。
番地は現物にも貼る
記録上の住所と現場の表示が食い違うと、仕組みごと信用を失います。棚には番地の札を貼り、読み方のルールを倉庫全体で一つにそろえます。置き場を並べ替えるときは、札の貼り替えと記録の更新をセットで行います。
押さえておきたい用語
- ロケーション
- 固定ロケーション
- フリーロケーション
- 番地(ロケーションコード)
- 補充
- 回転率