「企画書_最終_v2.xlsx」はなぜ生まれるのか
大事なファイルほど、上書きが怖くてコピーを作ります。「_最終」「_v2」「_修正済み」…。気づけばどれが最新か分からず、古い版に手を入れる事故も起きます。この困りごとは、注意深さではなく道具で解決できます。
各ブロックや矢印をクリックすると、その仕組みの説明がここに表示されます。
3 つの困りごとの答えはどれも「履歴を残す」 — それを道具にしたのが Git
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構成図「その困りごと、ぜんぶ履歴が解決します」。ブロック6個、つながり3本。 【ブロック】 - 上書きで前の状態が消えた: 保存したら戻れない - コミットでいつでも巻き戻せる: 過去の状態が全部残る - いつ・誰が・なぜ変えたか不明: 変更の経緯が残らない - メッセージ付きの履歴に残る: 経緯が年表になる - 同時に編集して上書き合戦: 共有ファイルの宿命 - 枝を分けて、後で安全に合流: 並行作業が前提の設計 【図の符号】赤紫の淡い塗り=注意・課題 / 緑の淡い塗り=効果・良い点 【流れ】 - 困りごと → Git の答え: 上書きで前の状態が消えた → コミットでいつでも巻き戻せる → いつ・誰が・なぜ変えたか不明 → メッセージ付きの履歴に残る → 同時に編集して上書き合戦 → 枝を分けて、後で安全に合流
Git があると何が変わるのか
Git の発想はシンプルで、コピーを増やす代わりに「変更の記録」を積んでいきます。ファイルはいつも 1 つのまま。過去のどの記録にも一瞬で戻れるので、上書きはもう怖くありません。
ファイルコピー方式と見比べる
各ブロックや矢印をクリックすると、その仕組みの説明がここに表示されます。
コピーが増えるほど「最新はどれ?」が分からなくなる
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構成図。ブロック4個、つながり3本。 【ブロック】 - 企画書.xlsx: 最初の版 - 企画書_最終: 念のためのコピー - 企画書_最終_v2: さらにコピー - どれが最新?: 誰にも分からない 【図の符号】破線の枠=外部のサービス 【流れ】 - コピーが増えていく: 企画書.xlsx → 企画書_最終 → 企画書_最終_v2 → どれが最新?
コード専用の道具ではありません
Git が得意なのは文字のファイル全般です。プログラムはもちろん、設定ファイルや Markdown の文書も守備範囲です。5SLAB でも、このサイトの記事や社内の手順書をコードと同じリポジトリで Git 管理しています。
押さえておきたい用語
- バージョン管理
- リポジトリ
- コミット(commit)
- 差分(diff)
- 履歴(ログ)