第2章 Git と GitHub の違い

ページ 1 / 4

01/ 04Git・GitHub

Git と GitHub の違い

手元で履歴を刻む Git と、クラウドで共有する GitHub。アカウント開設まで

読了目安 約 3入門
読みはじめる
この記事の要約

Git は手元で変更履歴を刻む道具、GitHub はその履歴を持ち寄って共有・レビューするクラウドの場所です。2 つが組み合わさって、はじめてチーム開発になります。

  • 記録は手元の Git、共有とレビューは GitHub
  • GitHub が無くても Git は使える(逆は成り立たない)
  • 仕事で使うなら 2FA まで済ませて開設する

Git と GitHub はどう違う?

呼び名が似ていて、いつもセットで語られるため、同じものだと思われがちです。どこまでが手元で完結して、どこからが共有の話なのか ── その境目こそが 2 つの違いの正体です。

PCで動く道具インストールして使う
変更履歴を刻むcommit = 記録の単位
ネットなしで動く手元で完結
クラウドのサービスブラウザで使う
履歴を集めて共有push の置き場
レビュー・自動化PR / Actions

各ブロックや矢印をクリックすると、その仕組みの説明がここに表示されます。

手元で刻んだ履歴を push で持ち寄る — 2 つの役割はこの 1 本でつながる

この図をテキストで読む

構成図「Git と GitHub はどう違う?」。ブロック6個、つながり1本。 枠: Git(手元の記録係)(ブロック3個)、GitHub(みんなの置き場)(ブロック3個)。 【ブロック】 - PCで動く道具: インストールして使う - 変更履歴を刻む: commit = 記録の単位 - ネットなしで動く: 手元で完結 - クラウドのサービス: ブラウザで使う - 履歴を集めて共有: push の置き場 - レビュー・自動化: PR / Actions 【図の符号】青の囲み枠=境界の囲み 【流れ】 - Git で記録 → GitHub へ共有: 変更履歴を刻む → 履歴を集めて共有

GitHub が無くても Git は使える ── 逆は成り立ちません。

GitHub はどう始める?

会社の開発に加わるには、まず自分の GitHub アカウントが要ります。登録そのものより大切なのは、途中にある守りの設定です。アカウントの乗っ取りは会社のコード流出に直結するため、面倒でも最初の数分で固めてしまうのが近道です。

各ステップをクリックすると、その内容の説明がここに表示されます。

この図をテキストで読む

ステップ図「GitHub アカウントの作り方」。5ステップ。 【手順】(順番に) 1. サインアップ(メール・ユーザー名・パスワード) 2. メール認証(届いたコードを入力) 3. 二要素認証(2FA)(スマホアプリで保護) 4. プロフィール設定(表示名・アイコン) 5. 5SLABに参加(招待を受ける) 補足: GitHub アカウントは無料。①から順に進めば数分で完了します 【流れ】 - アカウント開設の流れ: サインアップ → メール認証 → 二要素認証(2FA) → プロフィール設定 → 5SLABに参加

つまずきやすいのは 2FA ── 復旧コードの保管まで。

開発は 5SLAB の Organization の中で

会社の開発は GitHub の Organization(組織アカウント)の中で行います。あなたは個人アカウントのまま招待され、コードは会社の資産として管理されます。リポジトリや自動リリースの仕組みは 5SLAB が用意するので、決められた流れに乗るだけで大丈夫です。

押さえておきたい用語

Git
パソコンの中で動くバージョン管理ソフト。履歴の記録・巻き戻しはネット無しで完結します。
GitHub
Git の履歴をクラウドで預かり、共有・レビュー・自動化までを担う Web サービス。
リモートリポジトリ
GitHub 側に置いたリポジトリ。手元(ローカル)の履歴を push で持ち寄る中心地です。
Organization(組織)
会社・チーム用の GitHub アカウント。メンバー・リポジトリ・権限をまとめて管理します。
二要素認証(2FA)
パスワードに加えてスマホのコードで守る設定。仕事で使うための必須装備です。
ページ 1 / 4