第2章 輸配送管理のきほん

ページ 1 / 4

01/ 04物流管理

輸配送管理のきほん

読了目安 約 2実践
読みはじめる

積める量と、約束した時間の両方で組む

注文を車両と経路へ落とし込み、運行と納品実績までつなぐ仕事です。

  1. 出荷指示届け先・時間帯・荷姿でまとめる
  2. 配車と積載車両の大きさと積載量に合わせる
  3. 実績を返す遅れや持ち戻りを次の計画へ渡す

配車は、荷物と車を当てはめるだけではない

同じ荷物でも、届け先の時間指定や積み降ろしの順番が違えば、向く車両と経路は変わります。輸配送管理は、さまざまな条件をひとつの実行できる計画へまとめ、結果を次の計画へ返す仕事です。

出荷指示をまとめる条件をそろえる
配車と積載どの車に積むか
経路と順番時間内に回る道
運行を追う遅れに手を打つ
実績を残す納品結果を記録

各ブロックや矢印をクリックすると、その仕組みの説明がここに表示されます。

計画して、運び、実績を返す — 次の配車はその記録で良くなる

この図をテキストで読む

構成図「出荷指示から納品実績まで」。ブロック5個、つながり4本。 【ブロック】 - 出荷指示をまとめる: 条件をそろえる - 配車と積載: どの車に積むか - 経路と順番: 時間内に回る道 - 運行を追う: 遅れに手を打つ - 実績を残す: 納品結果を記録 【流れ】 - 輸配送の流れ: 出荷指示をまとめる → 配車と積載 → 経路と順番 → 運行を追う → 実績を残す

計画するときに一緒に見るもの

  1. 1

    荷物

    重量・容積・温度帯・壊れやすさを確認し、同じ車両へ積める組み合わせを考えます。

  2. 2

    届け先

    場所だけでなく、受付時間・荷下ろし条件・車両制限まで確認します。

  3. 3

    車両と人

    積載量、稼働時間、休憩を守り、現実に走り切れる計画へ整えます。

積載率100%が正解とは限らない

満載にすると車両数は減りますが、荷下ろしに時間がかかったり、急な追加に対応できなくなったりします。安定して守れる納品時間との釣り合いで考えます。

押さえておきたい用語

配車
荷物・届け先・時間などの条件を見て、使用する車両と便を割り当てること。
積載率
車両が積める重量や容積に対して、実際にどれだけ積んでいるかを示す割合。
運行管理
車両の運行計画、進み具合、安全、休憩などを管理する仕事。
納品実績
いつ・どこへ・何を・いくつ届けたか、持ち戻りや破損があったかという結果の記録。
ページ 1 / 4