第1章 物流管理の全体像

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物流管理の全体像

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物流管理は、運ぶ作業だけではない

調達・在庫・輸送をつなぎ、必要な時に無理のない費用で届ける仕事です。

  1. 見る範囲倉庫は拠点の中、物流は拠点間の全体
  2. 2つの流れモノの流れと予定・実績の情報を揃える
  3. 3つのものさし速さ・正確さ・費用を同時に整える

倉庫管理と物流管理は、どこが違う?

倉庫管理は、ひとつの拠点の中でモノと場所を正しく扱う仕事です。物流管理は、その倉庫を含めて、仕入先・工場・配送先までをつなぐ仕事です。この記事では、まず全体の地図を持ちます。

需要と調達何をいつまでに
保管と荷役受けて・置いて・出す
輸配送拠点から拠点へ
納品と実績記録を閉じる

各ブロックや矢印をクリックすると、その仕組みの説明がここに表示されます。

調達から納品までを切らずにつなぐ — それが物流管理

この図をテキストで読む

構成図「モノが届くまでの一本の流れ」。ブロック4個、つながり3本。 【ブロック】 - 需要と調達: 何をいつまでに - 保管と荷役: 受けて・置いて・出す - 輸配送: 拠点から拠点へ - 納品と実績: 記録を閉じる 【流れ】 - モノの流れ: 需要と調達 → 保管と荷役 → 輸配送 → 納品と実績

物流を整える3つのものさし

  1. 1

    正確さ

    品物・数量・届け先を間違えないこと。誤配や欠品は、流れ全体の手戻りになります。

  2. 2

    速さ

    約束した時刻に届くこと。単に急ぐのではなく、待ち時間や積み替えを減らします。

  3. 3

    費用

    車両・人・保管場所を使いすぎないこと。速さだけでなく、続けられる費用との釣り合いを取ります。

部分ではなく、前後を見る

輸送費だけを下げても、まとめ待ちで納期が遅れたり、倉庫の在庫が増えたりします。物流改善では、ひとつの工程の数字だけでなく、その前後に何が起きるかを一緒に見ます。

押さえておきたい用語

物流管理
調達・保管・輸送・納品をつなぎ、モノを必要な場所へ必要な時に届ける仕事。
荷役
荷物を積む・降ろす・運ぶ・仕分けるなど、倉庫や拠点でモノを扱う作業。
リードタイム
注文や手配から納品までにかかる時間。待ち時間や移動時間も含む。
物流コスト
輸送費だけでなく、保管・荷役・包装・情報処理など物流全体にかかる費用。
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