なぜ棚卸のやり方は2つあるのか
部屋の汚れには、年末の大掃除でまとめて立ち向かう家と、毎日の片付けでためない家があります。倉庫の棚卸にも同じ2つの流儀があります。年に1〜2回すべて数える一斉棚卸と、毎日少しずつ数える循環棚卸です。
止めて全部か、毎日少しずつか
各ブロックや矢印をクリックすると、その仕組みの説明がここに表示されます。
止めて全部数える — ズレは次の棚卸まで積もり続ける
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構成図。ブロック4個、つながり3本。 【ブロック】 - 倉庫を止める: 年1〜2回 - 全部を数える: 総出の1日 - 帳簿と照合: 差異リスト - 決算へ報告: 決算の裏付け 【流れ】 - 年1〜2回の大仕事: 倉庫を止める → 全部を数える → 帳簿と照合 → 決算へ報告
数えたあとが本番
各ステップをクリックすると、その内容の説明がここに表示されます。
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ステップ図「差異が出たときの直し方」。4ステップ。 【手順】(順番に) 1. 数え直す — 別の人がもう一度 2. 原因をたどる — 記録をさかのぼる 3. 帳簿を直す — 在庫調整として記録 4. 仕組みを直す — 同じズレを出さない 【流れ】 - 差異を直す段取り: 数え直す → 原因をたどる → 帳簿を直す → 仕組みを直す - 帳簿を直すまで: 数え直す → 原因をたどる → 帳簿を直す
数える日の小さな工夫
- 1
帳簿を見ずに数える
数える人に帳簿の数字を見せると、目がその数字に引っ張られます。白紙の棚卸表に現品の数だけを書き、照合は別の人が担当する。この分担が差異を正直に浮かび上がらせます。
- 2
一斉と循環は併用できる
二者択一ではありません。ふだんは循環棚卸でズレを早く見つけて直し、決算の一斉棚卸は確認として軽く締める。多くの倉庫の落としどころはこの併用です。
在庫調整は黙って書き換えない
帳簿を直すときは、いつ・誰が・どの品目をいくつ・なぜ直したかを、在庫調整の記録として残します。履歴の無い書き換えは差異を隠すだけで、次にズレたとき原因をたどる手がかりまで消してしまいます。
押さえておきたい用語
- 一斉棚卸
- 循環棚卸
- 在庫差異
- 在庫調整
- 棚卸表(カウントシート)
- ロケーション別カウント