第6章 Vercel

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Vercel

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Git に置くだけで、確認から公開まで自動

Web フロント向けで、開発体験(DX)のよさを看板に掲げます。

  1. プレビュー変更ごとに確認用の環境が自動でできる
  2. 前段は内蔵CDN・防御・HTTPS が配備すれば付く
  3. 本格 DB外部前提で、画面から払い出してつなぐ

Vercel は何をしてくれる?

Vercel は、人気フレームワーク Next.js の開発元が運営する、Web フロントの開発・確認・公開をひとつながりに扱うプラットフォームです。合言葉は『Git に置けば公開』。その push の瞬間から、裏側で何が起きているのかをたどりましょう。

git pushコードを置く
ビルド & プレビュー変更ごとに自動
CDN + Firewall自動HTTPS・WAF/DDoS
Vercel Functionsサーバレス (Fluid Compute)
データ外部DB / Blob・Edge Config

各ブロックや矢印をクリックすると、その仕組みの説明がここに表示されます。

人の作業は push まで — 確認も公開も自動で流れる

この図をテキストで読む

構成図「Vercel の流れ(push すれば公開)」。ブロック5個、つながり4本。 枠: Vercel プラットフォーム(ブロック3個)。 【ブロック】 - git push: コードを置く - ビルド & プレビュー: 変更ごとに自動 - CDN + Firewall: 自動HTTPS・WAF/DDoS - Vercel Functions: サーバレス (Fluid Compute) - データ: 外部DB / Blob・Edge Config 【図の符号】青の枠=人・利用者 / 緑の枠=関門・経由点 / 赤紫の枠=データの置き場 / 青の囲み枠=境界の囲み 【流れ】 - push から公開まで: git push → ビルド & プレビュー → CDN + Firewall → Vercel Functions → データ

Blob / Edge Config / 外部DB(Marketplace)を見くらべる

観点
Vercel Blob
ファイル
Edge Config
設定値
Marketplace
外部DB
何を置くか
大きなファイル
画像・動画・PDF
よく読む設定値
機能フラグ・リダイレクト先
本格DB
PostgreSQL / Redis 等
提供
自社
自社
外部を画面から払い出し
Neon / Supabase / Upstash 等
特徴
大容量ファイル向け
世界中で超低遅延の読み取り
接続情報を環境変数に自動注入

各セルをクリックすると、その意味や詳しい説明がここに表示されます。

この図をテキストで読む

比較表。3列 × 3行。 【列】 1. Vercel Blob(ファイル) 2. Edge Config(設定値) 3. Marketplace(外部DB) 【比較】(観点ごとに) ■ 何を置くか - Vercel Blob: 大きなファイル / 画像・動画・PDF - Edge Config: よく読む設定値 / 機能フラグ・リダイレクト先 - Marketplace: 本格DB / PostgreSQL / Redis 等 ■ 提供 - Vercel Blob: 自社 - Edge Config: 自社 - Marketplace: 外部を画面から払い出し / Neon / Supabase / Upstash 等 ■ 特徴 - Vercel Blob: 大容量ファイル向け - Edge Config: 世界中で超低遅延の読み取り - Marketplace: 接続情報を環境変数に自動注入 【観点】 - Blob で見る: Vercel Blob - Edge Config で見る: Edge Config - Marketplace で見る: Marketplace

置くものに合わせて 3 つの置き場を使い分けます。

プレビューURLは既定で公開

変更ごとに作られるプレビュー配備は、既定では URL を知っていれば誰でも見られます。公開前の内容が URL の流出で見えてしまわないよう、Deployment Protection での保護を確認しておきましょう。

押さえておきたい用語

プレビュー配備
変更ごとに自動で作られる確認用の一時的な公開環境。レビューしてから本番へ反映できる。
Vercel Functions
サーバの台数を管理せず、アクセスが来たときだけコードが動いて自動で増減するサーバレスの実行基盤。
Fluid Compute
1つのインスタンスで複数リクエストを同時に処理し、起動の遅れや待ち時間を抑える Vercel の実行方式。2025年に導入。
Active CPU 課金
実際にコードが計算している時間だけを課金対象にし、DBの応答待ちなどの待ち時間は数えない数え方。
Hobby / Pro / Enterprise
個人・非商用の無料プラン、席(seat)課金+従量の Pro、個別見積りの Enterprise という 3 段のプラン。転送量など数える項目は多め。
Marketplace
外部のDBなどを Vercel の画面から選んで導入し、接続情報を環境変数に自動で受け取れる連携の仕組み。
Deployment Protection
配備物(プレビューや本番)への外部アクセスを制限する仕組み。アプリ利用者向けのログインとは別もの。
v0 / AI SDK
UI を生成AIで組み立てる v0 と、生成AIアプリを作るための開発部品 AI SDK。開発の足場を生成AI側へ広げている。
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