Phrasal verb catalog

句動詞

句動詞

ページ 5 / 5

01/ 05基礎学習

動詞の動きに、小さな語の絵を重ねる。

give up・wake up・look into……。1語ずつ訳すと消えてしまう意味を、動詞の動きに小さな語の絵を重ねて場面ごと捉え直します。 説明しにくい表現は無理にこじつけず、覚え方ごと選べるように整理しました。

読了目安 約 6 分 ・ 全 5 ページ

図鑑に全 62 表現を収録

読みはじめる

02/ 05動詞+小さな語

「動詞+小さな語」を、3つの型で見分ける

get =「得る」、away =「離れて」のような訳語の足し算ではなく、get の到達する動きが away・over・through でどう変わるかを場面ごと捉えます。 さらに「組み立てやすい・イメージが広がる・まとまりで覚える」を区別し、説明しにくい表現を無理にこじつけません。

句動詞

wake up

動詞+小さな語を1まとまりで捉える型

動詞+前置詞型

believe in

前置詞が後ろの名詞へ導く型

関連する定型表現

right away

動詞を含まない関連表現

03/ 05go up と wake up

up が方向を足すのか、2語で1つの意味になるのか

同じ up でも役割が違います。「上へ」という方向を足しているのか、動詞と組み合わさって1つの決まった意味になるのかを比べます。

up が方向を足す

The balloon went up.

go(進む)+ up(上へ)で「上へ進んだ」。それぞれの語から意味を組み立てられます。

2語で1つの意味になる

I wake up at seven.

wake up の2語をセットにして「目を覚ます」と捉えます。このように、まとまりで意味を持つものが句動詞です。

※ go up も、辞書によっては句動詞として扱われます。ここでは「意味をその場で組み立てられるか」を理解の目安にしています。

04/ 05図鑑

小さな語を1つ選ぶと、句動詞が一族ごと見えてくる。

up・out・over…… 小さな語のコアイメージを入り口に、そこから広がる表現を図鑑のように眺めます。検索でも、動詞側からでも引けます。

up family

up を使う表現

低い所から高い所へ向かう

頻出度は出会う多さの目安。各カードでは、2つのコアから意味をどこまで組み立てられるかも示します。

up 自体の用法へ戻る
未完成のパズルを解く手を止め、両手を離して完全なお手上げになる人
解こうとする手が止まり、努力を手放し、最後は完全に「お手上げ」になる。
句動詞頻出度

give up

あきらめる

give のコア

give

自分の側から相手の側へ差し出す

up のコア

up

満了・やり切る

コップの上まで満たすように最後まで。頂点で「もう上がれない」= Time is up(時間切れ)もこの絵です。

2つが重なると

give の「自分の側にあるものを差し出す・手放す」に、up の「最後まで・完全に」が重なります。自分のコントロール下にあった努力やエネルギーから両手を離し、完全に「お手上げ」になるイメージです。

まとまりで覚える

ただし「差し出す+完全に」だけから「あきらめる」を確実には推測できません。「お手上げ」は覚えるためのイメージとして使い、give up 全体を1まとまりで覚えましょう。

Don't give up yet — we're almost there.

まだあきらめないで。もうすぐです。

動詞 give のコアイメージを見る
朝の光の中、ベッドで横になった姿勢から上体を起こした人
眠りの底から、意識と体が上へ浮かび上がる。
句動詞頻出度

wake up

目を覚ます

wake のコア

wake

眠っている意識を活動状態へ戻す

up のコア

up

出現・登場

視界の下から浮かび上がって「現れる」感覚です。

2つが重なると

🌅 眠りの底から意識が浮かび上がる

組み立てやすい

それぞれのコアイメージから、意味を比較的そのまま組み立てられます。

I wake up at six every morning.

毎朝 6 時に起きます。

地下の階段から地上へ上がり、視界に姿を現した人
見えなかった所から上がって、視界に現れる。
句動詞頻出度

show up

姿を現す

show のコア

show

隠れていたものを見える状態にする

up のコア

up

出現・登場

視界の下から浮かび上がって「現れる」感覚です。

2つが重なると

🚪 視界にひょっこり浮かび上がる

組み立てやすい

それぞれのコアイメージから、意味を比較的そのまま組み立てられます。

She showed up thirty minutes late.

彼女は 30 分遅れて現れました。

少人数の会議で姿勢と声を上げ、落ち着いて意見を伝える人
声を持ち上げ、相手に届く高さまで出す。
句動詞頻出度

speak up

大きな声で話す・意見を言う

speak のコア

speak

思いや言葉を声にして外へ出す

up のコア

up

上昇・増加

位置も数量も「上へ」。値段・音量・気分が上がるときは全部 up です。

2つが重なると

🗣️ 声を上まで届くように張る

組み立てやすい

それぞれのコアイメージから、意味を比較的そのまま組み立てられます。

Could you speak up a little?

もう少し大きな声で話してもらえますか。

口論のあと、友人同士が互いに腕を回して短く抱き合い仲直りする
壊れかけた関係に働きかけ、もう一度ひとつの関係へ作り上げる。
句動詞頻出度

make up

作り上げる・仲直りする

make のコア

make

材料や状況に働きかけ、新しい形を生み出す

up のコア

up

満了・やり切る

コップの上まで満たすように最後まで。頂点で「もう上がれない」= Time is up(時間切れ)もこの絵です。

2つが重なると

🧩 ばらばらのものを組み上げ、1つの形にする

まとまりで覚える

コアイメージは記憶の足場にはなりますが、部品だけから意味を確実には推測できません。make up 全体を1まとまりで覚えましょう。

They made up after the argument.

二人は口論のあと仲直りしました。

動詞 make のコアイメージを見る

05/ 05巻末

絵を手がかりに、語感と覚え方を選ぶ

そのまま組み立てられる表現も、比喩として広がる表現も、全体で覚える表現もあります。動詞と小さな語の絵を重ねたうえで、推測の限界も知っておきましょう。

ページ 5 / 5