有名メソッドを 1 枚の地図にする

学者・コーチング・独学系 10 の流派を 2 軸で整理

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この記事の要約

有名な学習法は『よりどころ(研究か体験か)』と『進め方(土台からか、使いながらか)』の 2 軸でほぼ整理できます。どれかが絶対の正解なのではなく、持ち場が違うだけです。

  • 学者系は「なぜ伸びるか」を説明する
  • コーチ・講師系は「何をどの順でやるか」を整理する
  • 実践系は「どう続けるか・どう使うか」を見せる

有名な学習法は、何がどう違うのか

英語学習の発信者は数え切れませんが、主張を分解すると驚くほど整理できます。地図の縦横は『何をよりどころにしているか』と『どこから始めるか』。この 2 つだけで、対立して見える主張のほとんどが『持ち場の違い』だと分かります。

研究・データ
よりどころ自分の成功体験
進め方土台から積み上げる
使いながら覚える

各アイテムをクリックすると、その内容の説明がここに表示されます。

どれも正解 — 違いは根拠と進め方。自分の性格と現在地で選ぶ

この図をテキストで読む

ポジショニングマップ「英語学習法のポジショニングマップ」。10 個のアイテムを縦横 2 つの軸で位置づける。 【軸】 - 横軸: よりどころ: 研究・データ ⇔ 自分の成功体験 - 縦軸: 進め方: 使いながら覚える ⇔ 土台から積み上げる 【左上「科学で設計する」(土台から積み上げる × 研究・データ)】 - 第二言語習得の研究者(白井恭弘氏・門田修平氏ら)|横 8・縦 88 - 英語コーチング(プログリット / ENGLISH COMPANY)|横 22・縦 72 - 関正生氏(コアイメージで丸暗記を消す)|横 38・縦 84 【右上「独学で積み上げる」(土台から積み上げる × 自分の成功体験)】 - ATSU氏(戦略 × 圧倒的な練習量)|横 66・縦 88 - イングリッシュおさる氏(短期集中・教材を絞る)|横 80・縦 72 【左下「音と型から入る」(使いながら覚える × 研究・データ)】 - だいじろー氏(発音・音声学に特化)|横 14・縦 42 - ニック・ウィリアムソン氏(型の置き換えで話す)|横 32・縦 30 【右下「使いながら覚える」(使いながら覚える × 自分の成功体験)】 - 新井リオ氏(英語日記で自分最適)|横 72・縦 26 - Kevin's English Room(楽しめる生の英語素材)|横 88・縦 44 - Hapa英会話 / StudyIn(リアル英語・文化・度胸)|横 64・縦 10 【流れ】 - 地図をひとめぐり: 第二言語習得の研究者 → 英語コーチング → 関正生氏 → だいじろー氏 → ニック・ウィリアムソン氏 → ATSU氏 → イングリッシュおさる氏 → 新井リオ氏 → Kevin's English Room → Hapa英会話 / StudyIn

位置は各発信者の公開情報をもとにした本サイトの整理です。

3 つの系統の使い分け

  1. 1

    学者系は設計図に使う

    白井氏・門田氏・中田氏らの知見は『何が効くか』の土台です。個別の教材より先に、練習の順番と配分をここから借ります。

  2. 2

    講師・コーチ系は手順書に使う

    関氏のコアイメージ、ニック氏の型、コーチングの診断。自分のつまずきに合う『具体的なやり方』をここから選びます。

  3. 3

    実践系は燃料に使う

    ATSU氏・新井氏の物語や Kevin's English Room の楽しさは、続ける気持ちの燃料と生の素材になります。

位置づけはこのサイトの読み方です

この地図は各発信者の書籍・動画・公式サイトなど公開情報をもとに、本サイトが 2 軸へ整理したものです。優劣の格付けではなく、あなたの性格と現在地に合う入口を選ぶための地図として使ってください。

押さえておきたい用語

第二言語習得論(SLA)
外国語がどう身につくかを実験と観察で研究する学問分野。Second Language Acquisition。
英語コーチング
教える先生ではなく、診断と伴走で学習を続けさせるスクール形態。科学的トレーニングを掲げる事業が多い。
コアイメージ
単語・文法の中心にある 1 つのイメージ。丸暗記の代わりに核をつかんで応用する考え方。
パターンプラクティス
文の型の一部を入れ替えて反射的に言えるようにする練習。『型の置き換え』はこの現代版。